アイランドキッチンで空間をのびのび使う!自然素材が心地よいマンションリノベーション
駿河屋 (設計・施工)
DATA
間取り図
創業1657年。心と身体と環境にいい家づくりを目指す
日常を彩る、安心感とデザイン性を両立した本物の素材
家の中のどこにいても家族の気配を感じられ、自然素材に心地よく包まれるSさんの住まい。築39年3DKの中古マンションを、できるだけ壁を取り払ってゆったりとした間取りに再編成しています。設計・施工は駿河屋に依頼。美容師である夫が、髪という素材を損なわないことをモットーに仕事をしていたため「(駿河屋の)素材を大切にする、という理念や思いに強く共感」したそう。
内装材には無垢の天竜杉、北海道の珪藻土、熊本イグサの畳など国産の自然素材をふんだんに使い、温かみあふれる空間を実現。ダイニングテーブルやデスク、さらにキッチンも明るい色調の木で誂え、統一感のあるインテリアに仕上げています。
暮らしの要となる、対面式のオープンキッチン
以前の間取りでは、北側の狭いスペースにあったキッチン。光が入りにくく暗い独立タイプでしたが、リノベーションで広々と様変わりしたLDKの中心に、堂々とレイアウトすることに。家族みんなで料理を楽しめるアイランド型で、ダイニングテーブルと一体化したキッチンをオーダーしました。背面の壁に沿ってパントリーと食器や家電の収納をつくり、パントリー内には洗濯機も設置。動線がスムーズになり、家事の作業効率も大いにアップしています。
また、リビングの一角に扉のないウォークインクローゼットを設け、家族3人の衣類や日用品を収納。隣接する和室からも出入りができるので使い勝手がよく、風の抜ける道も確保しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:杉(静岡天竜産・新月伐採・天然乾燥/LDK)、畳(熊本八代産/和室)、壁:珪藻土(北海道稚内産)
INSTRUMENTS
キッチン:造作
リノベりす編集部コメント
家じゅうに木の温かみや自然の色使いが満ちていて、空気が澄んでいる感じがしますね。木材だけでなく、壁の珪藻土や畳のイグサなど、日本で作られた本物に囲まれているからでしょう。アイランドキッチン+テーブルが圧巻です。